大ホールイベント
終了 水の駅

開催日 | 2024年09月04日(水)〜2024年09月05日(木) |
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会場 | 大ホール |
入場料 | 一般前売3,500円 U22前売2,500円 ※当日各500円増 (全席指定・未就学児入場不可) |
公演日時 | ①9月4日(土)17:15開場、18:00開演 ②9月5日(日)12:15開場、13:00開演 |
チケット | 7月3日(土)販売開始 |
公式HP | 水の駅公式HP |
【本公演は予定通り開催させていただきます】
政府・自治体等のイベント開催についての見解を踏まえ、福岡県の緊急事態措置期間中ではございますが、万全の感染対策のもとに開催させていただきます。
客席は左右前後を1席ずつあけた50%使用の形での開催となります。
すでにチケットをご購入済でご来場を見合わせるお客様には、払い戻しの対応をさせていただきます。
お手数をおかけしますが、9月3日(金)までに水の駅公式HP
https://www.mizunoeki.online/?page_id=159
よりお申し出ください。
(8月19日追記)
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都市の捨てられた生活廃棄物が山をなしているところに置かれた水道。
取っ手の壊れた蛇口から絶えず流れ続けている水。
そこをすれ違う人々の不安、痛み、孤独と死。
口から発する言語を捨てた沈黙の舞台では、人間の生活の本質的な叫びが広がる。
耳で聞く客観的に概念化された言語ではなく、
五感を通じて直感的に染みる言語が観客の呼吸を惹きつける。
1981年、太田省吾が属していた劇団転形劇場での初演以来、
国内外で高い評価を得て、上演が重ねられてきた「沈黙劇」の傑作を、
“いま”に新たに立ち上げます。
【太田省吾】
劇作家、演出家。1939年、中国済南市に生まれる。
68年、劇団転形劇場を創立、70年から88年の解散まで主宰。77年、矢来能楽堂で初演した『小町風伝』で第22回岸田國士戯曲賞を受賞。
81年発表の『水の駅』で沈黙劇と呼ばれる独特のジャンルを生み出し、以降に続く『地の駅』、『風の駅』と合わせた「駅」三部作は、国際的にも高い評価を受け、世界中で200回を超える上演を重ねている。
岸田國士戯曲賞の選考委員(第36回から第49回)などを務めた。2007年没。
【水の駅上演にあたって/演出:金世一】
新型コロナウイルスが全世界を襲い、人間の生活や生き方全般に影響を与えている。
そしてその影響は物理的な影響に止まらず、私達の価値観まで影響を及ぼす。
今までの多くの当たり前が、コロナ禍の後は当たり前でなくなった。
とりわけ人と人の関係がそうである。
直接会えない。けどオンラインで繋がれる。非対面でも対面したい。
でもやはり感染の危険を甘んじても直接会いたい。
しかし直接会わないといけない理由はあるのだろうか。
もどかしい。このもどかしさは舞台芸術のあり方を根元から揺るがす。
ただはっきりしたのは、
人と人の関係は情報の量だけで結ばれるものではない。
人と人の関係は豊かな物質の恵だけで繋がれるものではない。
人と人の関係は理屈や規則、制度だけで定められるものではない。
新しく創作に臨む<水の駅>から手掛かりを見つける。
ただよくよく見るのだ。
人と人の関係をじっくり、ただただよく見る。
何もかもを無くして、消して、手放して、人と人の間を見る。
コロナ禍の長いトンネルの終わりには、
魂を通わせる人間関係の回復という明るい道に進められる望みを込めて創作に臨む。
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作:太田省吾
演出:金世一
出演:大恵彩乃、進藤祐行、陣内幸史郎、鈴木みらの、竹内真菜、坪内陽子、戸澤真治、富田文子、濱吉清太朗、ひらな唯夏、福田剛昌、福地涼、本家徳久、松永檀、丸林孝太郎、宮木秀明、山下晶、山本由貴、吉田智惠 ほか
チケット取扱:
◎ローソンチケット (Lコード:82443)
◎ライブポケット9月4日18時
ライブポケット9月5日13時
※座席間隔を1席おきにあけた配席になっています。
※ライブポケットでは複数枚のチケットを購入の際に「連席の用意ができませんでした~」というアラートが表示されることがありますが、「OK」を押下することで購入に進むことができます。
※クラウドファンディングでご支援(一部、招待券付きリターンあり)も承っています。
お問合せ:アートマネージメントセンター福岡 070-3258-4941
主催:アートマネージメントセンター福岡、劇団世 amI、福岡県立ももち文化センター