自主事業

【コラム】木村 杏(ももちシニア演劇部 劇団かっこん党)

木村 杏


 息ができない。帰郷して5年、シニア運劇に入ってやっと水の中からフーッと顔が出て生き返ったところです。私は夫の転勤で、北九州、大分、広畑、東京と日本を半分行って帰ってきました。40年ぶりの故郷北九州は、免許を返納したこともあって、文化の孤島でした。東京に疲れて帰ってきましたが、笑ってしまうくらいの絶望感でした。博多迄行けば東京に届く! 公団住宅を借りてセカンドハウスの拠点をゲット。許してくれた夫に感謝していますが、東京で続けていた俳句から、やってみたいと思っていた朗読、読み聞かせ、演劇、絵手紙、水彩、全部を手に入れレッスンを初めたところです。

 演劇ってコミュニケーションなんですね、知らんかったわ、ですが、朗読のように声だけではなく、身体全部を使って思いを表現し、その表現を見て頂くのは、面白い。私は生きている。生きているのは、辛いことも哀しいこともいっぱいあるけど、自分の人生は自分で創造すると考えているので、笑。かっこん党の瀧本師範と皆様に支えられて生きています。台詞を覚えるのがね、ですが、楽しいです。



ももちシニア演劇部 劇団かっこん党10周年記念公演
「勝手キネマ」

2025年9月14日(日)13:30開場/14:00開演
SAWARAPIA 福岡県立ももち文化センター 小ホール

料金: 無料・予約優先
予約: 電話又はメールにて、以下の内容をご連絡ください。
①お名前 ②人数 ③ご連絡先 ④公演を知ったきっかけ(劇団員のお名前等)

ご予約・お問い合わせ: SAWARAPIA 福岡県立ももち文化センター
TEL:092-851-4511/MAIL:info@momochi-bunka.com

主催:福岡県立ももち文化センター